2022年2月8日火曜日

今だからこそ、セルフケアを!

 音楽療法士の西です。

今のコロナ禍第6波真っただ中において、もやもやされている方もいるでしょうか。
今日はセルフケアと音楽についてのお話し。セルフケアされていますか?
西は音楽療法士なのでもちろん音楽です!と言いたいところですが、最近の西は昨年資格を取った【】でセルフケアをしています。こちらは沢山の色のカードを使用しながら深層心理を探っていくというもの。耳での心地よさを感じる音楽療法に対して、視覚でもってそれぞれの色の持つ心理作用を受けることで癒しが感じられ易いです。

何が癒しになるのかは人それぞれ。世界の中でも多忙な日本人、そしてこのコロナ禍においてはストレスをいかに少なくする術をもち、より豊かなライフスタイルを創っていくうえでセルフケアは重要なテーマだと思います。

今やYouTubeを開けば『ヒーリングミュージック曲集』や『自律神経を穏やかにする音楽』『眠れない時に聴く音楽』など、いくつかのリラクゼーションミュージックがアップされています。フォロワー数がとても多いので、音楽へ癒しを求めている方が本当に多いです。

         では、改めて音楽がストレスに良い理由って何でしょう?

音楽が人の心身にどう影響しやすいのか科学的研究もされているので、ほんの少しご紹介しましょう。

音楽生理学:自分にとって心地よい音楽を聴くと自律神経系に作用し呼吸が楽になる、血圧が安定しやすいという研究結果が出ています。ストレスを感じやすい人は交感神経が優位になりやすく自律神経の変動がより大きいんです。繰り返していると心疾患のリスクが高まるので要注意。あーストレス感じる~(;一_一)と思ったら心地良い音楽を聴いてみたり、ストレスを感じやすい時間帯があれば(朝のバタバタする時など)音楽を聴く習慣をつけると良いですよ。
西は朝の通勤の車の中で音楽聴いてます♬

音楽心理学:心地よいと感じる音楽を聴くことでカタルシス(浄化作用)効果がもたらされるため、カウンセリング時や非薬物療法の治療の一つとして音楽は使用されています。音楽を聴いて涙がでたり、気持ちが高ぶる経験ありませんか?浄化作用が働くと自然と気分が冷静になったり、高揚感が得られます。それまでの抱えていた不安や悲しみが一時的に収まり易くなるんです。
西は時々訪れる眠れない時には久石譲の音楽を聴きます。高揚感に包まれた後、深呼吸も増えて眠りについてます。

他にも脳科学や免疫学など音楽が人へもたらす影響についても研究は今も進んでいますが、このネタはまたいつか。

さて、ここでのポイントは【自分の好きな音楽を聴く】ことです。自分が心地よく感じられれば何でもいいのです。と言ってしまうとテキトーな感じもしてしまいますがテンポは速いのかゆっくりが良いのか、単音なのかオーケストラのようなハーモニーが良いのか、自分にとって何が心地良い音楽と感じるのか、それは本当に一人一人違うのが実際のところです。

本当に心地良い音楽、音楽が作用しているというのは、体が普通とは違う反応を示します。西も経験があるのですが腕全体に鳥肌が立ったり、横隔膜がフ―っと動いて深呼吸したり、口が勝手にゆるんだり拍手していたり(これホント)、と身体反応がまず先に現れます。その後に充実感というか満たされている気持ちが体中に広がっていくんですね。
そんな体験したことないよ、という方は本当の出会いがまだこれから先にあるのかも!本当に自分が心地よいと感じる音楽探しをセルフケアで見つけてみませんか?

ぜひ、セルフケアに音楽を!( ̄▽ ̄)

ぜひコロナ疲れに音楽を!( ̄▽ ̄)

選挙みたい(笑)今日はここまで。


参考文献:バイオミュージックの不思議な力~音楽でストレス解消~ 貫 行子


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読んで頂きありがとうございました。

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