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2022年1月25日火曜日

髪切れば、コミュニケーションの縁結ばれる?!

 音楽療法士の西です。

先日、久しぶりに髪を切りました。鬱陶しかった前髪が短くサッパリして何だか気分もサッパリ。リフレッシュしたい時、音楽を聴いたり演奏するのも良いけど髪を切るのも気分転換できて良いですよね(*^▽^*)

ということで今日は理美容のお話し。
我が法人でも定期的に理美容の専門スタッフに来て頂き、特別養護老人ホームやケアハウスのご利用者の散髪をして頂いてます。

男性ご利用者は短くさっぱりと凛々しく変わり、女性ご利用者はミディアムヘアをショートヘアにされたり、パーマやカラーリングもされて印象が大きく変わってフロアに戻ってくる事も。

そんな時こそ、声かけのチャンス❗西は音楽療法時に限らず、髪型が変わった方には必ず声をかけるようにしています。先日実際にあった特養でのやりとりです。

西:「あ、Pさん髪切りました?」
Pさん:「あら、先生。ああ、髪?そう、昨日ね」
西:「どうりで~。なんか若く見えますよ」
Pさん:「えーそう?(*^-^*)褒めても何も出ないわよ~」
西:「えーそれは残念(´▽`*)」
Pさん:「むしろ、何か頂戴よ」
西:「いや、何で!?(。-∀-)」

女性は褒められると嬉しい反面、少し照れて冗談を言われる方もいます。

西:「あれー?Jさん髪切りましたよね?なんだかサッパリしましたよね」
Jさん:「そうよーお姉さん、切ったのよー。あなたも切ったのー?」
西:「私は今度、髪を切りに行こうと思ってます」(まだ切る前の時)
Jさん:「そうー似合ってるわよー。ふんふんふん~♬(歌い始める)」
西:「ありがとうございます。ふんふんふん~♬」

ちょっと辻褄があわなくたって自分が髪を切ったことを覚えていて、会話でそれが返ってくるれば十分事実に即した会話が出来ていて、それもまた認知症の方との良いコミュニケーションだと思います。
こんなケースもあります。

西:「あ、Wさん髪型変わってる。髪切りましたね」
Wさん:「え、切ってないわよ。」
西:「え、でもだいぶ髪型スッキリしてるように見えますけど・・・」
Wさん:「何言ってるのよ?(゜_゜)私、髪切ってないわよ。あなたの勘違いじゃない?」
西:「ですかねー(。-∀-)勘違いしちゃったんですかね」
Wさん「そうよ、あなたの勘違いよ(-_-)」
西:(散髪の申込欄に名前あったけど・・まあ、いいか)

散髪したことを皆がしっかり覚えているわけではありません。会話の流れで本人の中の事実と違う事を話すと、時には少し怒らせてしまうことがあるのも現場ではそれなりにあります。それでも、西はここ数年で空気が悪くなりかけても、若い頃に比べて萎縮せずに会話を続けられるようになりました。(と、思っている)
Wさんには「そうかー西も間違うことありますね。人間だものー。じゃ、髪切ったら教えてくださいね」とその時は返しました。こういう時、あいだみつを氏の言葉が身に染みます。

コミュニケーションが始まる縁は本当に現場の色々な所にあるものだとご利用者との関わりから教わりました。散髪もその一つ。コロナ禍で会話が希薄となりやすい今の時期に、ご利用者のヘアスタイルも含めて声かけしていこうと思います。

今日はここまで。

                   おまけ


    前髪切りました。コロナが拡大しているので写真は自分で撮ることに。
      ええ、そうですよ、若い世代を真似て可愛く撮ってみました(笑)

          

     

      SNSで皆、普通に自撮りしてるけど西にはハードル高いな・・














2021年9月12日日曜日

介護実習。

 音楽療法士の西です。

今日は久しぶりに特養で入浴の終わった後のドライア―を担当させてもらいました。

綺麗さっぱりになったご利用者の髪の毛を乾かしながら、雑談もしました。


雑談1 

西:「お風呂気持ちよかったですか?」 

Iさん:「あーほんとに気持ちよかった。何から何までやって頂いて嬉しいわ。本当に感謝してるのよ」


雑談2 

西:「髪乾かしますねー」

Yさん:「私、髪の毛の量多いから時間かかるでしょう?ごめんなさいね」

西:「髪の量が多いのは良いと思いますよ。若々しく見えますもん。私のほんのちょっと上ぐらいに見えてもいいぐらいですよ」

Yさん:「あらー上手ねえー何も出ないわよー(笑)」

西:「そりゃ残念ですな(笑)」


雑談3 

職員:「西さん、Fさんの髪乾かしたら三つ編みしてあげて下さい」

西:「三つ編みですか!?(; ・`д・´)」

職員:「得意ですか?」

西:「いや全然(笑)」

Fさん:「適当でいいよ」

西:「頑張ります。オシャレさんなんですね」


雑談4 

西:「熱くないですかー?」

Sさん:「★〇□!♯Δ・・(+_+)」

西:「えー??(ドライアーの音で何言ってるか聞こえんかったー(。-∀-))


など音楽療法とはまた違う雰囲気でやり取りをしました。

日頃から感謝を職員に伝えたり冗談を返すのが上手だったり、固定の髪型があったり

入浴後疲労感があったりと個々に違う場面を見れたり、普段関わりの少ない方との交流は西にとって新鮮でした。


また、入浴をメインで従事されている職員を改めて観察することができました。日によって一日に数十人を入浴することもあります。

入浴の現場で、急な受診や体調不良等、SSご利用者の退所日を考慮した入浴時間の提案など、効率さと臨機応変さが発揮されて入浴は進められていきます。

どこの高齢者施設にも入浴のプロ集団がいたりしますが、ここでもチームワークを見ることができました。入浴専門の職員が固定されていると、阿吽の呼吸もあったりするものです。
夏のお風呂場は熱気と湿気で環境的にも大変だったりしますが、汗まみれになっても入所者の清潔を維持する為、入浴を楽しみにしている方の為に稼働しています。


日々変わっていく現場で西も勉強する立場で関わらせて頂こうと思っています。

今日はここまで。




    









2021年7月9日金曜日

人生100年時代はすでに来ている。

 音楽療法士の西です。


私が携わっている現場では100歳を超えて寝たきりではなく今も元気に過ごされている超人の方々がいらっしゃいます。
西が10年程前の介護職員時代の頃は100歳を超えている方は施設に二人いるかいないかぐらいで貴重な存在だったと思います。静かに穏やかに過ごして頂く為に慎重に慎重に介護業務に携わっていたのを思い出します。

10年以上経ち介護・医療サービスの質や福祉の有り方がより進み、100歳以上が同じ施設に数名いても大きく驚くことはなくなりました。

とある調査では2020年9月の敬老の日時点で100歳を超える高齢者は日本全国で約8万人いるとの事。調査を開始して50年連続で増加しているんです❗(・o・)

そして、ここアドベンチスト福祉法人内にも数名、100歳過ぎても食事も自分でゆーっくり食べたり、自分で車椅子を操作してフロア内を移動していたり、トイレ介助で立ち上がったりと一部、自分で自分の事が出来ていたりするのです。

複数の現場でそういう実態を目の当たりにすると【人生100年時代は既に到来している】と感じます。西はその最先端の一部を見ているのかもしれませんね。

10年前と今で音楽療法も変わってきています。10年前は100歳の方にはどちらかというと居室で音楽療法士が歌ったり楽器の演奏をしたりとリラクゼーションの要素が高い、受動的な活動が中心でした。派手にやってしまうと「無理させないようにね」と看護師より注意を受けてしまったことも(-_-;)

現在はというと歌集を声に出して読む102歳のGさん、太鼓をトントン叩く107歳のUさん。耳は遠くても見マネで体操に取り組まれたりと何ともパワフル❗その日の体調を見て無理はさせないように配慮しながらも、能動的な活動を続けています。95歳以上の方々も男女ともに、毎週元気に音楽療法に参加されているので、今後100歳超えてもアグレッシブな音楽活動が続くのかもしれません。

【人生100年時代における音楽療法】についても現場で実践しながら考えていきたいと思います。
今日はここまで。





2021年6月18日金曜日

介護現場あるあるのお話。

 こんにちは、音楽療法士の西です。

梅雨入りしましたね。☔☔☔☔☔☔雨や曇りが多くなるジメジメするこれからの時期、気分はカラッといきたいものですね😄


さて、今日は介護現場でのお話。

西は法人内で複数の現場に関わっているので、日頃の介護現場の様子を身近に感じながら音楽療法をしています。

その中で特養やデイサービス、グループホームでも、よく耳にする言葉があります。それはケアワーカーや看護師の言う「ちょっと待っててください」。西も昔、介護業務メインの職員をやっていたのでこの言葉、結構使ってました。業務はおおよその流れで動いていますので急な要望があったり、居室からナースコールで呼ばれた時にとっさに対応できないこともあります。夜勤帯では職員の数が少ない中で急な対応に追われることもよくあります。

そんな時に出やすいのが「ちょっと待っててください」ですが、使い方や態度の種類によってはネグレクトの部類に入ってしまう可能性があります。西も少し介護業務に携わる身なので、自分本位で動いていると咄嗟に出てしまう言葉なので気をつけるようにしています。

ただ無意識に言葉が出ているばかりではありません。効率良く動いて業務が押さないようにと考えながら、[要望のあったご利用者に丁寧に対応する時間を作る為]の「ちょっと待っててください」だったりもします。すぐに対応できたとしても、その関わり方が雑だと不快にさせてしまうこともあるからです。

そこで上手に声のトーンを変えたり[その要望はすぐにはできないけど、これならできますよ。または、これぐらいの時間ならできますよ]と代替え案を提案する落ち着いた対応をするケアワーカーや看護師を見ると、西もとても勉強になります。実際に音楽療法中にも

「ねえ、トイレ連れて行ってよ」

「部屋で寝たいのよ。寝かせてくれる?」

「お姉さん、帰りたいんだけど出口どこ?」

など急に他のご利用者から声を掛けられることがあります。

西:(うーん、今、離れられないしなぁ・・(-_-;))

と、音楽療法に参加されている方を一人にせず、でも声をかけてくれたご利用者にもあまり不快感なく関われるスキルを高めていきたいものです。

その参考の為に今日もこっそり|д゚) 職員の言動を観察しております(笑)


ちなみに、音楽療法中に参加されているご利用者には「ちょっと待っててください」はほとんど使いません。むしろ音楽療法は音楽療法士が「待つ」んですよ。

どういうことかって?それはまたの機会に。







読んで頂きありがとうございました。

  音楽療法士の西です。 シャロームの外では梅の花が満開に咲いています。 春の訪れに少しワクワクしてくるのは私だけでしょうか(´▽`*) さて、これまで50回のブログを投稿してきましたが、このブログは閉鎖することになりました。読み続けてくださった方がいましたら、本当にうれしい限り...