2021年6月18日金曜日

介護現場あるあるのお話。

 こんにちは、音楽療法士の西です。

梅雨入りしましたね。☔☔☔☔☔☔雨や曇りが多くなるジメジメするこれからの時期、気分はカラッといきたいものですね😄


さて、今日は介護現場でのお話。

西は法人内で複数の現場に関わっているので、日頃の介護現場の様子を身近に感じながら音楽療法をしています。

その中で特養やデイサービス、グループホームでも、よく耳にする言葉があります。それはケアワーカーや看護師の言う「ちょっと待っててください」。西も昔、介護業務メインの職員をやっていたのでこの言葉、結構使ってました。業務はおおよその流れで動いていますので急な要望があったり、居室からナースコールで呼ばれた時にとっさに対応できないこともあります。夜勤帯では職員の数が少ない中で急な対応に追われることもよくあります。

そんな時に出やすいのが「ちょっと待っててください」ですが、使い方や態度の種類によってはネグレクトの部類に入ってしまう可能性があります。西も少し介護業務に携わる身なので、自分本位で動いていると咄嗟に出てしまう言葉なので気をつけるようにしています。

ただ無意識に言葉が出ているばかりではありません。効率良く動いて業務が押さないようにと考えながら、[要望のあったご利用者に丁寧に対応する時間を作る為]の「ちょっと待っててください」だったりもします。すぐに対応できたとしても、その関わり方が雑だと不快にさせてしまうこともあるからです。

そこで上手に声のトーンを変えたり[その要望はすぐにはできないけど、これならできますよ。または、これぐらいの時間ならできますよ]と代替え案を提案する落ち着いた対応をするケアワーカーや看護師を見ると、西もとても勉強になります。実際に音楽療法中にも

「ねえ、トイレ連れて行ってよ」

「部屋で寝たいのよ。寝かせてくれる?」

「お姉さん、帰りたいんだけど出口どこ?」

など急に他のご利用者から声を掛けられることがあります。

西:(うーん、今、離れられないしなぁ・・(-_-;))

と、音楽療法に参加されている方を一人にせず、でも声をかけてくれたご利用者にもあまり不快感なく関われるスキルを高めていきたいものです。

その参考の為に今日もこっそり|д゚) 職員の言動を観察しております(笑)


ちなみに、音楽療法中に参加されているご利用者には「ちょっと待っててください」はほとんど使いません。むしろ音楽療法は音楽療法士が「待つ」んですよ。

どういうことかって?それはまたの機会に。







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読んで頂きありがとうございました。

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