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2021年12月21日火曜日

あ、便利。メリークリスマス&ハッピーニューイヤー。

 音楽療法士の西です。

グループホームへ向かう移動中のラジオからジョン・レノンの『ハッピークリスマス』が流れていました。まもなく訪るクリスマスを感じる事ができる一曲であり、西にとってちょっとした一曲です。

というのも、音楽療法では毎年12月中旬から、クリスマス曲を入れるかお正月の曲にするか少し迷う時期でもあります。というのも、集団音楽療法で参加されている大正後期~昭和中期生まれ世代はクリスマスにあまり馴染みがない方がいます。クリスマス曲を演奏しても「知らない・・・」「聴いたことがない」と歌唱後や演奏後に言われてしまうこともあり選曲ミスか・・・(-_-)と後々、ちょっとした後悔をしてしまうこともあるんですね。

ただ昭和中期、戦後以降生まれの世代では「知ってる」「ジングルベル演奏して」など、クリスマスに馴染みのある方もいます。集団で両者が混ざっている時はクリスマス曲もこの時期ならではの音楽でもあるので使用していくのもいいけど、馴染みがない世代はどうするかと。もうこのさい気にせず演奏しちゃうか・・?など、細かい事ではありますが一時期少し悩みました。

そこで、ジョン・レノンのこの曲。A Very ~(省略)year と聴いて何となくピーン❗と来たんです。そっか、一緒の流れで演奏しちゃえばいいのかと。

それまで何となく、クリスマスとお正月は行事として別々に考えていたので音楽療法でもクリスマス曲の回とお正月曲関連の回と分けて考えていたのですが、別に同じ回の中でやってもいいじゃないか。そうすれば、クリスマスに馴染みのない世代も一部プログラムは楽しめなくてもお正月の歌では安心して楽しめる!

ということで、近年の西の年末の音楽療法では開始すぐにまずは、ベルを持って『ジングルベル』を使って合奏をします。歌や楽器鑑賞でクリスマス曲を聴くのではなく、合奏であればクリスマス曲に馴染みない世代でもベルを振る事に意識も向くので、あまり気にしません。知っている方はサビから歌いながら演奏してくれます。

そしてプログラム最後にお正月を皆で歌います。歌詞がなくても、だいたいの方が歌ってくれます。歌唱後にお正月の準備や過ごし方などについて話題を振ると答えてくれる方もいます。今はこの流れで定着しています。
便利です、メリークリスマス&ハッピーニューイヤー。

ホントにサンキュー、ジョン・レノン(*´▽`*)この曲で西はひらめき、活動の悩みが解消されました。

時に柔軟な発想も音楽療法には必要です。そのヒントが楽曲から得られることもあるのですね。日々、たくさんの歌や楽曲を聴いてインスピレーションや発想力を鍛えていきたいと思います。

今日はここまで。




2021年9月23日木曜日

久々に訪問音楽療法へ行ってきました。

 音楽療法士の西です。

先日、敬老の日週間という事でひかりが丘地域ケアプラザ内でデイサービスに訪問へ行きました。しばらくオンライン音楽療法が続いていたので対面の音楽療法活動に少し緊張と楽しみの両方の気持ちを持って行きました。


西:「こんにちはー(*^_^*)」

職員:「あー西さん久しぶりー!元気?今日は宜しくね!ヽ(^o^)丿」と久しぶりの介護職員と笑顔で挨拶を交わしました。また、ご利用者のテーブル卓前を通ると

「あ、ほら噂をすれば、、先生来たわよ」 

 (多分悪い噂ではないと思うが・・)

「先生、俺のこと覚えてる?」と笑顔で手を振ってくれたり声をかけてくれて、温かく歓迎して頂きました。


距離をしっかり取り、アクリル板設置と換気をしながら約4か月ぶりの対面音楽療法スタートです。
ここではまず、挨拶の歌のCDに合わせて手拍子活動から始まります。オンラインの画面越しだと1~2秒のタイムラグがあるのですが、今日は音楽療法士とご利用者の手拍子はバッチリ合っています♬やはり、対面ならではの一体感です(*‘∀‘)

今日の音楽療法は敬老週間なのでミニテーマとして【若々しい気持ちを大切に】と掲げてピアノ演奏では『青い山脈』を軽快に演奏しました。体を左右に動かして音楽にノッていたり、手拍子したりとそれぞれが青春歌に耳を傾け反応を見せてくれました。

次に鳴子を配り、両手に持って交互に打ったり同時に打ったりと、音楽療法士でいくつかパターンを提示しながら『富士山』の曲に合わせて合奏しました。右・左・右、左・右・左と手を動かしていくこの活動はじつは頭の体操も兼ねています。余裕の顔で順番通りにこなす方もいれば苦戦される方もいます。


西:「いかがでしたか?出来ましたか?」と聞くと「はーい!ヽ(^o^)丿」と元気よく手を挙げる方が数名いました。

西:(ん・・?Iさん、手挙げてるけどずっと両手で打ってたやん・・(笑)でも返事元気良いな。)


そう、それでいいんです。しっかり鳴子を振って音を出していた、または自分で【出来た】と思えればそれでOKな活動ですから。鳴子合奏は頭の体操でもあり、全体で音を合わせるという協調性、参加して自分は出来た、と意思表示する自発性、いくつかの要素が盛り込まれている認知症予防活動なんです。


ただ、ルールに合わせるだけが音楽療法ではありません。合奏の醍醐味は自由に心の開放のままに演奏する。これも心の若さを保つ秘訣だと長年現場で感じています。和太鼓を使い、音頭調のリズムを刻めば自然と皆さんが自分のタイミングで入ってきてくれます。『東京音頭』に合わせて職員も踊りながら一緒に演奏しました。全体が高揚感に包まれて、それは楽しい楽しい時間となりました♬(≧▽≦)


また、以前のように毎週対面でも安全という日は来るのかは分かりませんが、対面音楽療法の良さと、ご利用者の皆さんの現役感を再認識できた回でした。


秋なのに最高気温30°の真夏日って(; ・`д・´)







2021年7月7日水曜日

七夕ですね。

 音楽療法士の西です。

今日は7月7日七夕ですね。福祉施設等この時期は笹の葉と短冊を飾る現場が多いです✨

西が関わっている特養やグループホーム等でも折り紙で作った七夕飾りもつけて、とても綺麗です(*^。^*)


西は毎年ご利用者や職員が書いた短冊をさりげなーく、チラチラっと読むのを密な楽しみにしています。え、悪趣味だって?(゜_゜)
確かにお願いごとを他人にジロジロ見られて良い気はしないかもしれませんね。ただ願い事というのは人柄も表れるといいますか・・普段会話では出てこないご利用者の要望や希望を短冊を通して知るきっかけにもなります。

「健康でいたい」「美味しいものをたくさん食べたい」といったポジティブ要素のお願いもあれば「お家に帰りたい」「お母ちゃんに会いたい」といった施設生活だからこその切実なお願いもあります。七夕は季節イベントの一つに過ぎないのかもしれませんが、一人一人のケアについてじっくり考える機会にもなると思うんです。

なので西の音楽療法でもこの時期になると必ず、どの現場でも音楽療法中に[七夕]を演奏してお願い事を数人に発表してもらっています。今日までに挙がったお願いごとのいくつかを紹介しましょう。

西:「七夕にちなんでどんなお願いごとをしますか?」

Kさん「私はねー早くコロナが無くなって、またみんなで歌いたい」   …西も同じく。
Iさん「若返りたいわねー」 …西も同じく。  Ⅾさん「彼氏欲しいわ」   …西も同じく。

いくつになっても自分らしくいる為のお願いごとが80~100歳の先輩方から聞かれます。まだまだ現役ですという印象が受けられて西も見習いたいところですね。他にも・・

Tさん「ここ(特養)にいる皆が元気でいられますように」…素敵です。

Gさん「会えないけど家族が幸せでいてくれますように」 …素敵です。

Mさん「・・・世界平和」
      …いやもう、素晴らしいです。

自分以外の人へ目を向けて幸せを願う謙虚な姿勢に、自分の事でいっぱいいっぱいな西はいつもハッとさせられます。もっと身近に人へ目を向けよう、という気づきが得られます。

ただ、認知症の方とのやりとりは質問して半分以上の回答が「分からない」「思いつかない」「お願いごとがない」といった内容です。気力や意欲が低下していく認知症だからこその返答です。

でもいいんです、最終的にお願いが無くても、答えてくれるだけでも十分嬉しいものです。音楽療法は、そう答えて下さった一人一人も含めて、音楽療法の中で意欲が高まるよう関わっていきます。そして、西の願いは毎年一律して「音楽療法で一人でも多くのご利用者に笑顔になってほしい」と唱えます。
意欲の高まりが笑顔に必ず繋がるからです。

願いというより目標でもあるんですけど。
そんな願いを込めて明日からの音楽療法も頑張ります(*^。^*)


それから恒例といってもいいほど必ず職員のお願いの中の一枚には宝くじ関係ありますね。

今年もあったな、「一億円あたりますように」って。…(笑)        


特養の七夕の写真です。


読んで頂きありがとうございました。

  音楽療法士の西です。 シャロームの外では梅の花が満開に咲いています。 春の訪れに少しワクワクしてくるのは私だけでしょうか(´▽`*) さて、これまで50回のブログを投稿してきましたが、このブログは閉鎖することになりました。読み続けてくださった方がいましたら、本当にうれしい限り...