2021年6月9日水曜日

音楽療法士のお仕事は実践のみならず。

 こんにちは、音楽療法士の西です。


まだ梅雨入り前にもかかわらず本日の気温は30.1度と猛暑日な一日です。

西は暑いのが本当に苦手((+_+))今年の夏は猛暑が長くなるとのニュースに、コロナと併用して乗り切れるのだろうかと、少し心配しております・・・。




さて、今回は音楽療法士のお仕事についてのお話し。

西は法人に所属している音楽療法士です。
この法人でのちょっとした特徴の一つに
音楽療法士がケアプラン会議に出席している      ことについてご紹介しましょう。


ケアプラン会議は他職種が集まり入所されているご利用者一人一人の現状を報告、課題を他職種間で共有し、より良き支援へ繋げていくための大切な話し合いです。

その場に音楽療法士を入れてもらえることになったのは約3年前です。
音楽療法士の働き方についての希望の話合いにてケアプラン参加が決まりました。


西は音楽療法の場で人前に出るのはあまり緊張しないのですが、それなりに集まった人の中で発言や説明をするのは実はとても苦手です。

音楽療法の実施内容そのものを説明したり、参加者がどう変化してきているのか、などを専門職やまたご家族に向けて説明するのは最初は声も震えたし早口になるし、そりゃあもう尋常じゃなく汗がとまりませんでした(笑)


それでもケアプランのサービス内容に音楽療法が入るということ、また音楽療法士という記載にケアスタッフの一員としての実感と喜びはとても大きい!

今の日本において看護師、機能訓練士、管理栄養士、ケアマネジャー、介護福祉士ら専門職と並んで高齢者領域の中で音楽療法士がケアスタッフの一員としてどのような立ち位置にいるのかは雇用形態の多様性もあるため、全体像はつかめていません。

定期的に音楽療法士がケアプラン会議に参加し発言をしているのはまだ少数だと思われます。


専門職としての確立を目指すにあたり、実践以外での音楽療法士の仕事を作っていくのはとても重要です。

このコロナ過でも音楽療法士のお仕事を継続させてもらっているのも、ケアプランでの日々の様子を報告させてもらっている中で音楽療法がケアに役立っていることの評価がそれなりにあるからだと思っています。


音楽療法士として働くことを目指す中で施設との兼ね合いで介護業務や事務業が多くなっている方がいるかもしれせん。

また音楽療法だけやってそれで終わり、音楽療法の真意を伝えることに苦戦されている音楽療法士も多いかもしれません。

音楽療法士としての道のりは個人個人の努力や施設との関係性によって大きく左右され苦労も多いのが現状です。少しでも音楽療法士としての発展に西も尽力していけたらと思います。


今日はここまで。


・・・夕方なのに外、めっちゃ暑い(; ・`д・´)

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