2021年5月28日金曜日

オンライン音楽療法の苦戦ポイントとは!?

音楽療法士の西です。

法人内で唯一オンライン音楽療法を導入しているデイサービスで本日、音楽療法行いました。
コロナ以前は現場に赴き大集団の対面音楽療法を実践していましたが、感染対策のためオンラインに切り替えて早4か月が過ぎました。
西自身オンラインの雰囲気にだいぶ慣れてきましたが難しいなあ、、と感じる部分もありますので、今日はその実践にあたってのポイントを挙げていきます♬

苦戦ポイント
①ご利用者の表情がほぼわからない。
➁ご利用者の声が聞き取りずらい。
③体操の下肢運動を画面上で見せることが
 困難。というか無理。

詳しくお伝えしましょう。

①はどうしても密集を避けるため、それぞれ自席からの参加となっています。デイサービスはスクリーン設置場所から縦に広いため、画面から遠い方は顔がそれはもうビービー玉程です。
しかも、コロナ過でマスク着用のため、表情が動いているのかも分からずオンライン開始しばらくは、ご利用者が全員無表情に見えていました。
(どうしよう、全然反応ないけど、、伝わってないのかな?つまんないのかな?(;・∀・))と、そりゃもう不安で脇汗が尋常なく出ていました(笑)
・・法人で画質の良いパソコン買ってほしいな😍

➁音量を調整しても機材の精度にもよると思うのですが、ご利用者の生の声が本当に聞き取りずらいです。
せっかく、自発性を見せてくれているのに「え、何ですか?」「もう一度言ってください」と言われても、プライドも高いと時にはあまりいい気もしないもんです。だんまりされてしまうことも何度かありました。
・・法人で良いマイク買ってほしいな😍

③デイサービスは曜日ごとに活動テーマが決まっているのですが音楽療法は体力低下と認知症予防から運動がメインの曜日となっています。
約45分間のプログラムで歌唱なしとなるとやはり体操は必須です。
パソコン画面には上肢はよく映るけれども、下肢全体は映りにくい。
下肢を映そうとしてパソコンの向きや高さ、角度を出来る範囲で調整するも下肢運動の全体を映すことが難しいことに気がつきました。
見ている方も音楽療法士の顔が映らず、足の一部だけ映っていても、集中が続きにくいと現場職員より報告を受けました。
・・法人で鮮度もよくなる良いカメラ買ってほしいな😍

他にも2秒ほどのタイムラグで合奏がずれやすいとか、画面がフリーズして少し焦っちゃうなどありましたが、現在では数回経験すると慣れましたよ。

次回以降、苦戦ポイントに対しての対策についても書いていきますね。今日はここまで♬








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