音楽療法士の西です。
グループホームは月2回ずつのため、二週間以上実施が空いてしまうと訪問時には ❝・・ん?この人誰だ・・?(゜_゜)❞的な空気が漂よい始めます(笑)
中には表情が若干緊張気味の方もいらっしゃる程です。このコロナ渦で面会もめっきり減少しているうえ、感染対策のため音楽療法士はマスクにフェイスシールドです。
しかも西は眼鏡着用のため、顔の半分も見えていないので・・そりゃ怪しいよなあ、と自覚もしつつ、ご利用者の反応も致し方ないものです。
今は慣れました。
今日もまず挨拶するも「・・おはようございます」と挨拶はまばらで声が小さい方もちらほら。西は挨拶での反応と一人一人の表情を観察し、少し警戒心もありそうだな、と感じたらまず手始めにキーボードで軽快な季節の曲を演奏するようにしています。
今日は【茶摘み】を選曲。すると、一人が伴奏に合わせて歌い始めます。それに続いてもう一人は小さく手拍子をしてくれました。
西の内心では❝おー来た来た、ちょっとずつノッてきた・・(*‘∀‘)❞と少し手応えを感じると次に伴奏をよりアップテンポにしながら音量も少し大きくすると、終盤にはその場全員が口ずさむか手拍子で音楽に参加。
西:「歌ってくれましたね、嬉しいです!改めまして、おはようございます」と挨拶すると数人に笑顔も見られながら声を出して挨拶してくれました♪
それでも声が出ない方には個別にお名前をお呼びすると答えてくれることがほとんどです。
音楽は時にほんの数分の一曲の中で雰囲気を変えてくれることがあります。そんな力を秘めているのを西はもう何度も体験してきました。
音楽療法士は曲のチョイスだけではなく、どのくらいのテンポで演奏しようか、はたまた途中で速さを変えるのか歌をつけるのかつけないのか、など状況を見極めながら細かいポイントで音楽を操作していきます。
そんな視点で進めていく音楽療法で西自身も楽しいセッションとなりました♪( ̄▽ ̄)
最初は少し警戒心にあっても最後には「また来てね~」とのお言葉も頂きましたよ。
今日の音楽療法は開始時は曇天のようでも、ちゃんと途中から晴天のように晴れやか時間となりました☀
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